忍者ブログ

IBD(炎症性腸疾患)と留学

潰瘍性大腸炎やクローン病の人のための留学参考ブログ
2024
04,29

«[PR]»

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009
09,20
ブログを読んでいただいている方からの情報提供です。
○○さん、ありがとうございます。

AIUの留学保険(留学生のための旅行保険)に加入、ドイツ語の保険証明書を発行してもらい、外国人局にて提出。滞在許可申請がおりたそうです。

滞在タイプ:日本の大学に所属し、ドイツでは研究所に8ヶ月所属。留学ではない。
UC歴:
2008年1月にUCの診断。症状は3年前から。冬に調子が悪くなるタイプ。
AIUの保険内容および保険料:歯科治療オプションつき。女性の妊娠は対象外。持病のため、保障の制約が多い。8ヶ月で8~9万円。

滞在期間が比較的短い、大学で入学手続きをふまない、UCの薬を日本の家族が送ってくれる(医薬品の輸送は本来は禁止ですが、実際は、他の食品などと混ぜてしまえばバレません)、といった人には使える手かもしれませんが、AIUが持病の治療を保障してくれないのであれば、ドイツの私的保険と保険料はあまり変わりません。突発的にお医者さんにかかった場合の手間を考えると、まだ現地健康保険が微妙に有利という気はします。29歳以下でしたら、公的健康保険に無条件に入れ、持病の治療も保障されますので、断然現地の保険がお得です。

ドイツの健康保険には加入されていないとのこと。IBDが再燃してこじれたり、それ以外にも突発的に病院にかかることはあり得なくもないので、万が一そうなった際(ならない方がよいに決まっていますが)には、どんな手続きがあるか、ぜひご報告下さい。

PR
2009
06,14
今日は留学中に三十路に突入するか、三十路以降に留学するIBD患者さんに向けたお話です。

二十代のうちは公的な健康保険に加入でき、健常者と同じ支払いで手厚い保障を受けていられるのに対し、私的な健康保険に入らざるを得ない三十代は、いろいろと面倒。
今のところ考えられる選択肢は以下の三つ。一つ目は現実的ではありません。

1.私的な健康保険に加入できても、月々の支払いがドイツと日本の飛行機往復代くらいかかる。

2.大学の中で三十路以上の学生向けに私的保険を運営している機関があるが、保障が弱い。持病は全て自費になるなど、IBD患者にとってはリスキー。しかし月々の支払いが安いため(30Euroくらいでした)、IBDをコントロールできているタイプの人にはこちらでもよいかも。突発的な病気でも薬は自費でとりあえず支払い、書類とレシートを組合に送付して、後日お金が銀行口座に戻ってくる、という非常に面倒なシステムでした。

3.ドイツ中のStudentenwerk(互助会)の集まった団体でやっている健康保険に入る。UNION Versicherungsdienst GmbH という会社が運営している。BasisとOptimalの二つのコースがあり、Optimalのコースに加入すると、加入後2年以降は持病の治療も保障される。他にもいろいろとBasisに比べて保障が厚い。
月の支払いは、女性65,50 €(Basis)、 86,40 €(Option)、男性44,00 € (Basis)、48,10 €(Optimal)。女性の方が値段が高いのは、他の健康保険でも一緒です。婦人科など、男性よりお医者さんにかかる機会が多いからではないでしょうか。

私が所属していた大学は互助会の集まった連合に属していなかったため、3つめの情報が得られませんでした。知っていたら絶対Optimalのコースに加入したのに…。

外国人向けの、健康保険についての情報(ドイツ語)
http://www.studentenwerke.de/main/default.asp?id=09210#link5

三つ目の健康保険のパンフレット(PDFが開きます。上がドイツ語で下が英語のURLです)
http://ecclesia.onix.de/freizeiten/Krankenversicherung_PDF/flyer_kv_aus_studi.pdf
http://www.union-verdi.de/1024/union/reise-service/Krankenversicherung_PDF/flyer_kv_aus_studi_englisch.pdf
2009
05,31
今日は大学もしくは大学の機関に属するタイプの留学における健康保険について。

29歳以下で大学に入って勉強する、付属機関で研究する人は、
公的な健康保険会社に無条件に加入できます。
持病があっても、外国人でも関係ありません。
健康保険会社がキャンパス内にあって、必要な書類をわかりやすく説明してくれるところが多いです。

加入できれば、持病についても、保険認可されている治療や投薬についての負担が全くありません。
月々の保険料は、公的な保険会社はどこもだいたい同じです。
3ヶ月に一度、医療機関で10Euro程払う必要があります。

歯科治療は、削るところまでは保険がききます。
詰め物は何種類か値段表を見せられ、自己負担になると思います。
が、全部保険がきいたよと言う人もいたので、はっきりした答えが出ていません。

コンタクトレンズやメガネは自費になります。昔はこれも保険会社が負担してくれたそうな…。

次回は、保険に加入できたけど30歳になってしまった人、
もしくはドイツに来た時に既に30歳、という人向けの保険についてお話します。
2009
05,21
持病の人が長期滞在するとき、一番心配なのが、健康保険。
今日は3ヶ月以上6ヶ月未満滞在の人向けです。

3ヶ月程度の滞在でしたら、日本の健康保険会社が治療費をあとで返還してくれる書類があります。保険認可の治療費分のみでよくなるように、それ以外の支払い分を返還してくれるのです。認可されている治療で、書類がしっかりしていれば、「旅行中仕方なくかかった医療」とみなされるためです。更に医療券を持っていれば、自己負担分だけで済むように、更に返金があるでしょう。
それ以上の滞在期間ですと、もはや旅行とは言えなくなるので、別の手を考える必要があります。

ドイツの健康保険には、公的と私的のものがあります。3ヶ月から6ヶ月未満の滞在ですと、大学機関で勉強というよりも、どこかの語学教室に…というパターンではないでしょうか。そういう人には私的健康保険会社が手軽です。

私的健康保険の多くは、持病の治療は保障外です。保障してくれるものもありますが、月々の支払いが、日本とドイツの往復チケット代位かかります。
健康保険は突発的な病気でお世話になるでしょう。IBD対策としては、日本から3ヶ月分のお薬を持っていき、残りのお薬は自費でお医者さんにかかるか、日本の家族に何とかしてもらうしかありません。話のわかるお医者さんなら、家族の診療でお薬を出してくれます。薬の郵送はできないことになっていますが、保存食料などと同封すれば、実際は問題なく届きます。

留学が始まる前に体調を万全に整えておき、始まってからも、体調管理(特に睡眠時間の確保)をしっかりすることがポイントです。
2009
05,05
日本の保険会社が提供している、いわゆる「留学保険」というもの。
以下の条件が満たされていたら、特に必要ないでしょう。

・高価な、盗まれて困るようなものを持って行かない。
・海外滞在中には身の安全を守った行動をし、手荷物の管理は自分でできる。
・現地で健康保険に入り、お医者さんにかかることができることがわかっている。
・病気や怪我でいちいち日本に帰るつもりはない。
・日本で歯を治しておいて、外国滞在中は虫歯など、口の衛生に気をつけることができる。

日本で留守を守るご家族が「どうしても」というのなら、安心料で払ってもらえばいいかもしれません。
「留学保険に入っておいてよかった~」という声をまわりの人から聞いたことがないので、何とも言えないけれど。持病を保障してくれるわけではないので、これといった利点を感じないのですが、いかがでしょうか。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/29 ともりん]
[06/27 ともりん]
[01/20 ともりん]
[01/17 ともりん]
[12/16 ともりん]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
monaka
性別:
非公開
自己紹介:
UC14年目。留学が終わり、日本で新生活を始めました。

服用中のお薬
Azathioprin 75mg
Pentasa 3000mg
整腸剤
キュウキトウガイトウ
ビタミンD&カルシウム
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP
忍者ブログ[PR]