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IBD(炎症性腸疾患)と留学

潰瘍性大腸炎やクローン病の人のための留学参考ブログ
2024
04,29

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2009
12,10
2009年2月12日の記事「どんな薬を持って行こうか」の補足記事です。

外国に薬を持っていくときは、スーツケースと手荷物に分けましょう。

1.手荷物に入れるのは、1~2週間分の「錠剤系の飲み薬」。液体を持ち込むのはやっかいです。フライト中、注腸の薬はあきらめたほうがよいでしょう。どうしてもという場合は、お医者さんの診断書を見せられるようにしておき、薬局の人に英語で説明を書いてもらいましょう。

2.スーツケースに入れる分は、注腸、錠剤、エレンタール、どれも特に聞かれることはないと思います。心配でしたら、薬局の人に英語で説明を付けてもらいましょう。

手元に、自分の飲んでいる薬の種類を英語でメモしておきましょう。何か聞かれたらそれを見せればよいです。

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2009
05,14
ドイツのサマーコースに申し込みたい人は、そろそろ定員オーバーで締め切りのところが出てきますよ!

というわけで、今日はサマーコースに申し込みをしたあなたに、持ち物リストを紹介します。

・日本の健康保険会社に連絡し、旅行中の医療費を返還してもらえる旨の書類を取り寄せる。
日本で受ける医療と同じものを海外で受けた場合、とりあえず100%自己負担になりますが、書類が通れば、お金が戻ってきます。普段3割負担でしたら、7割が戻ってくることに。医療券があれば、更に自己負担分以上の額は返還されることに。「日本で受ける医療と同じ(保険の認可がある医療)」なので、例えばUCのレミケード治療は日本でまだ認可されていない以上、お金は戻ってきません。クレジット会社や旅行保険会社は持病を断ると思いますので、この書類をお守りにして下さい。

・大事な薬と、お守り用の薬
体調次第ではステロイドなどを余分に持って行くとよいでしょう。あとは整腸剤や痛み止めなどなど、お医者さんと相談してみてください。

・体調が安定していない人は、できれば日本にいた方がいいです。が、どうしてもという場合は、お医者さんにお手紙を書いてもらってください。どんな治療をしているか、病歴など。英語がいいでしょう。

・持ち物ではないけれど…。
航空会社によっては、持病がある人に座席指定の優先権をくれるところがあります(例・JALのプライオリティ・ゲストサポート)。ホームページで調べてみて下さい。機内食も忘れないうちに予約して下さい。特別食は種類が豊富。自分の体調に合わせたものが、見つかるはずです。飛行機の中は座っているか寝てるだけだから、全く食べなくても問題はないのだけれど、せっかくだからいろいろ試してみましょう。

ゴキゲンな夏休みは準備から始まっています。準備も楽しく、コツコツと。
2009
03,07
日本で準備しておく編がそろそろ終わりに近づいているような気がします。
今回は、日本で加入している健康保険と住民票について。

住民票について
・日本を数年離れるだけだ。
・本人不在の間に日本で家族が待っていて、何かとフォローしてくれそうだ。
という人には、住民票をおきっぱなしにしておくことをおすすめします。
なぜかというと、面倒だから。面倒なことが山積みになると、お腹痛くなったりしませんか。

日本で加入している健康保険について
「海外旅行ではなく、海外暮らしになるのであれば、その国で保険に入るのだから、日本の健康保険は脱会してください」というのが健康保険会社の言い分です。海外旅行と海外暮らしの境界線はあいまいですが、大体3ヶ月と考えてよいです。

よその国で持病の治療を「金銭的、医療レベル的に日本と代わらない」状態で受けられるなら、脱会しても構いません。その場合、一時帰国して日本で治療を受ける際に、「100%自己負担」か「住んでいる国の保険会社に、海外(日本)で治療を受けた場合の医療費が戻るか、確認の必要が生じる」という自体になります。

「金銭的、医療レベル的に日本と代わらない」状態で受けられるかどうか、現地に行く前にわかるわけないじゃないか。と、大体の人が思うのではないでしょうか。それに、手続きが面倒だ。面倒は極力減らしたい。というわけで、私は日本で健康保険に加入したまま渡航しました。良心がチクッとする方もいらっしゃるかもしれませんが、海外で暮らすようになれば、もっと理不尽な出来事がいろいろ起こりますので、ここは図々しくいきましょう。
2009
02,28
厳密に言うと、留学準備というよりも留学始まってからの話になると思いますが。

IBDで特定疾患の医療券を持っていると、
毎年初夏に「更新のお知らせ」が届きますね。
更新するのかしないのか、日本で待つご家族と話合って下さい。

選択肢はふたつ。
1.更新のために、毎夏一時帰国する。
再燃して辛くなったら、日本に戻って治療可能です。飛行機に乗る体力が残っていればの話ですが。
現地で自費治療になることがわかっている人、現地のIBD治療に満足できない人向けです。

2.更新しない。留学が終わって日本に戻ってきたら、申請し直す。
留学終わるまで帰国しないぞという人、現地での治療に満足し、医療費が払える人向け。
完全帰国し、再申請の時点で寛解状態にあると、申請が認められない場合があります。
2009
02,15
旅立ちの日に飛行機に乗せられるものは、スーツケース1つ、手荷物ひとつ、ノートブック型パソコンの計3つ。最近はスーツケースの重さもシビアに量られるご時勢です。なので、「荷物はなるべく少なく、現地で手に入るなら日本から持っていく必要なし」を心がけます。服なんて、日本の流行を持っていったら逆に浮いてしまうかもしれないし。

荷造りで問題になるのが、栄養剤。
エンシュアリキッドは重過ぎるので論外として、エレンタールについて考えます。

ドイツを例に取れば、エレンタールではないけれど、薬局に栄養剤の類は置いてあります。お医者さんに言えば、少々値は張りますが分けてくれます。医薬品ではなく、「栄養補助」として。

口から栄養を摂るのが大前提です。再燃していても、「薬で治療しながら消化の良いものを食べましょう」が基本。「あくまでも補助だからね、ちゃんと食べないと栄養取れなくて潰瘍も治らないよ」と我がドイツの主治医。
クローン病で、腸を休ませて再燃率を下げようという考え方は日本独自のもののような気がします。
他の国にお住まいの皆さんはいかがでしょうか。

「郷に入っては郷に従え」で言えば、エレンタールは無理かなあ、というのが私の体験でした。なので、どうしてもという方は、日本から定期便で送ってもらうようにして下さい。医薬品は郵便で送れないので、郵便局の人と相談して、「食料品」と書いてもらって下さい。

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UC14年目。留学が終わり、日本で新生活を始めました。

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