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IBD(炎症性腸疾患)と留学

潰瘍性大腸炎やクローン病の人のための留学参考ブログ
2024
04,26

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2009
03,07
日本で準備しておく編がそろそろ終わりに近づいているような気がします。
今回は、日本で加入している健康保険と住民票について。

住民票について
・日本を数年離れるだけだ。
・本人不在の間に日本で家族が待っていて、何かとフォローしてくれそうだ。
という人には、住民票をおきっぱなしにしておくことをおすすめします。
なぜかというと、面倒だから。面倒なことが山積みになると、お腹痛くなったりしませんか。

日本で加入している健康保険について
「海外旅行ではなく、海外暮らしになるのであれば、その国で保険に入るのだから、日本の健康保険は脱会してください」というのが健康保険会社の言い分です。海外旅行と海外暮らしの境界線はあいまいですが、大体3ヶ月と考えてよいです。

よその国で持病の治療を「金銭的、医療レベル的に日本と代わらない」状態で受けられるなら、脱会しても構いません。その場合、一時帰国して日本で治療を受ける際に、「100%自己負担」か「住んでいる国の保険会社に、海外(日本)で治療を受けた場合の医療費が戻るか、確認の必要が生じる」という自体になります。

「金銭的、医療レベル的に日本と代わらない」状態で受けられるかどうか、現地に行く前にわかるわけないじゃないか。と、大体の人が思うのではないでしょうか。それに、手続きが面倒だ。面倒は極力減らしたい。というわけで、私は日本で健康保険に加入したまま渡航しました。良心がチクッとする方もいらっしゃるかもしれませんが、海外で暮らすようになれば、もっと理不尽な出来事がいろいろ起こりますので、ここは図々しくいきましょう。
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2009
02,28
厳密に言うと、留学準備というよりも留学始まってからの話になると思いますが。

IBDで特定疾患の医療券を持っていると、
毎年初夏に「更新のお知らせ」が届きますね。
更新するのかしないのか、日本で待つご家族と話合って下さい。

選択肢はふたつ。
1.更新のために、毎夏一時帰国する。
再燃して辛くなったら、日本に戻って治療可能です。飛行機に乗る体力が残っていればの話ですが。
現地で自費治療になることがわかっている人、現地のIBD治療に満足できない人向けです。

2.更新しない。留学が終わって日本に戻ってきたら、申請し直す。
留学終わるまで帰国しないぞという人、現地での治療に満足し、医療費が払える人向け。
完全帰国し、再申請の時点で寛解状態にあると、申請が認められない場合があります。
2009
02,15
旅立ちの日に飛行機に乗せられるものは、スーツケース1つ、手荷物ひとつ、ノートブック型パソコンの計3つ。最近はスーツケースの重さもシビアに量られるご時勢です。なので、「荷物はなるべく少なく、現地で手に入るなら日本から持っていく必要なし」を心がけます。服なんて、日本の流行を持っていったら逆に浮いてしまうかもしれないし。

荷造りで問題になるのが、栄養剤。
エンシュアリキッドは重過ぎるので論外として、エレンタールについて考えます。

ドイツを例に取れば、エレンタールではないけれど、薬局に栄養剤の類は置いてあります。お医者さんに言えば、少々値は張りますが分けてくれます。医薬品ではなく、「栄養補助」として。

口から栄養を摂るのが大前提です。再燃していても、「薬で治療しながら消化の良いものを食べましょう」が基本。「あくまでも補助だからね、ちゃんと食べないと栄養取れなくて潰瘍も治らないよ」と我がドイツの主治医。
クローン病で、腸を休ませて再燃率を下げようという考え方は日本独自のもののような気がします。
他の国にお住まいの皆さんはいかがでしょうか。

「郷に入っては郷に従え」で言えば、エレンタールは無理かなあ、というのが私の体験でした。なので、どうしてもという方は、日本から定期便で送ってもらうようにして下さい。医薬品は郵便で送れないので、郵便局の人と相談して、「食料品」と書いてもらって下さい。

2009
02,12
日本を経つ前に、主治医にお薬を処方してもらうのですが。

いつも飲んでいる薬
例えばペンタサ。一日の上限分を90日分出してもらえば、一日6錠飲んでるよという人ならもっと持ちます。

お守り薬
再燃(あってほしくないが)用のプレドニゾロン。痛み止めのロキソニン。適量を守るために、使う時はどうしたらいいのかも、主治医と話合っておきます。

ちょっとした時の薬
現地でも手に入ると思いますが、使い慣れているものがあれば用意しておいた方が安心です。

薬局で英訳してもらうのを忘れずに!

2009
02,11
事前準備その一「手紙」
日本の担当医に、留学する旨を報告し、英語で手紙を書いてもらうことをおすすめします。病歴と現在の状況、そしてどんな治療を受けているか。現地でお医者さんにかかる予定がなくても、お守りとして持っていきましょう。

主治医と今後どうコンタクトを取っていくかも話し合います。
・具合が悪くなったときにどうするか(メール?電話?)
・薬はどうするのか。親が代理で取りに来るのか、現地で処方してもらうのか。

事前準備その二「薬」
日本をどれ位の期間離れるかにもよりますが、旅行を理由に、薬を90日分処方してもらっておくとよいでしょう。薬局にお願いして、自分で飲んでいる薬の英訳を書いてもらうと安心です。手荷物に1週間分、スーツケースに残りを入れます。

事前準備その三「栄養剤」
エレンタールを現地でどうしても飲みたい、しかし現地にはなさそうだ。そんな人には郵送をおすすめします。しかし、日本から薬類を送ることはできません。保存できる食品との申告で日本から送ることは可能ですが、現地の国が食品輸送OKかどうか、確認が必要です。

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UC14年目。留学が終わり、日本で新生活を始めました。

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キュウキトウガイトウ
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