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IBD(炎症性腸疾患)と留学

潰瘍性大腸炎やクローン病の人のための留学参考ブログ
2024
04,26

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2009
05,31
今日は大学もしくは大学の機関に属するタイプの留学における健康保険について。

29歳以下で大学に入って勉強する、付属機関で研究する人は、
公的な健康保険会社に無条件に加入できます。
持病があっても、外国人でも関係ありません。
健康保険会社がキャンパス内にあって、必要な書類をわかりやすく説明してくれるところが多いです。

加入できれば、持病についても、保険認可されている治療や投薬についての負担が全くありません。
月々の保険料は、公的な保険会社はどこもだいたい同じです。
3ヶ月に一度、医療機関で10Euro程払う必要があります。

歯科治療は、削るところまでは保険がききます。
詰め物は何種類か値段表を見せられ、自己負担になると思います。
が、全部保険がきいたよと言う人もいたので、はっきりした答えが出ていません。

コンタクトレンズやメガネは自費になります。昔はこれも保険会社が負担してくれたそうな…。

次回は、保険に加入できたけど30歳になってしまった人、
もしくはドイツに来た時に既に30歳、という人向けの保険についてお話します。
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2009
05,21
持病の人が長期滞在するとき、一番心配なのが、健康保険。
今日は3ヶ月以上6ヶ月未満滞在の人向けです。

3ヶ月程度の滞在でしたら、日本の健康保険会社が治療費をあとで返還してくれる書類があります。保険認可の治療費分のみでよくなるように、それ以外の支払い分を返還してくれるのです。認可されている治療で、書類がしっかりしていれば、「旅行中仕方なくかかった医療」とみなされるためです。更に医療券を持っていれば、自己負担分だけで済むように、更に返金があるでしょう。
それ以上の滞在期間ですと、もはや旅行とは言えなくなるので、別の手を考える必要があります。

ドイツの健康保険には、公的と私的のものがあります。3ヶ月から6ヶ月未満の滞在ですと、大学機関で勉強というよりも、どこかの語学教室に…というパターンではないでしょうか。そういう人には私的健康保険会社が手軽です。

私的健康保険の多くは、持病の治療は保障外です。保障してくれるものもありますが、月々の支払いが、日本とドイツの往復チケット代位かかります。
健康保険は突発的な病気でお世話になるでしょう。IBD対策としては、日本から3ヶ月分のお薬を持っていき、残りのお薬は自費でお医者さんにかかるか、日本の家族に何とかしてもらうしかありません。話のわかるお医者さんなら、家族の診療でお薬を出してくれます。薬の郵送はできないことになっていますが、保存食料などと同封すれば、実際は問題なく届きます。

留学が始まる前に体調を万全に整えておき、始まってからも、体調管理(特に睡眠時間の確保)をしっかりすることがポイントです。
2009
05,14
ドイツのサマーコースに申し込みたい人は、そろそろ定員オーバーで締め切りのところが出てきますよ!

というわけで、今日はサマーコースに申し込みをしたあなたに、持ち物リストを紹介します。

・日本の健康保険会社に連絡し、旅行中の医療費を返還してもらえる旨の書類を取り寄せる。
日本で受ける医療と同じものを海外で受けた場合、とりあえず100%自己負担になりますが、書類が通れば、お金が戻ってきます。普段3割負担でしたら、7割が戻ってくることに。医療券があれば、更に自己負担分以上の額は返還されることに。「日本で受ける医療と同じ(保険の認可がある医療)」なので、例えばUCのレミケード治療は日本でまだ認可されていない以上、お金は戻ってきません。クレジット会社や旅行保険会社は持病を断ると思いますので、この書類をお守りにして下さい。

・大事な薬と、お守り用の薬
体調次第ではステロイドなどを余分に持って行くとよいでしょう。あとは整腸剤や痛み止めなどなど、お医者さんと相談してみてください。

・体調が安定していない人は、できれば日本にいた方がいいです。が、どうしてもという場合は、お医者さんにお手紙を書いてもらってください。どんな治療をしているか、病歴など。英語がいいでしょう。

・持ち物ではないけれど…。
航空会社によっては、持病がある人に座席指定の優先権をくれるところがあります(例・JALのプライオリティ・ゲストサポート)。ホームページで調べてみて下さい。機内食も忘れないうちに予約して下さい。特別食は種類が豊富。自分の体調に合わせたものが、見つかるはずです。飛行機の中は座っているか寝てるだけだから、全く食べなくても問題はないのだけれど、せっかくだからいろいろ試してみましょう。

ゴキゲンな夏休みは準備から始まっています。準備も楽しく、コツコツと。
2009
05,05
日本の保険会社が提供している、いわゆる「留学保険」というもの。
以下の条件が満たされていたら、特に必要ないでしょう。

・高価な、盗まれて困るようなものを持って行かない。
・海外滞在中には身の安全を守った行動をし、手荷物の管理は自分でできる。
・現地で健康保険に入り、お医者さんにかかることができることがわかっている。
・病気や怪我でいちいち日本に帰るつもりはない。
・日本で歯を治しておいて、外国滞在中は虫歯など、口の衛生に気をつけることができる。

日本で留守を守るご家族が「どうしても」というのなら、安心料で払ってもらえばいいかもしれません。
「留学保険に入っておいてよかった~」という声をまわりの人から聞いたことがないので、何とも言えないけれど。持病を保障してくれるわけではないので、これといった利点を感じないのですが、いかがでしょうか。
2009
04,25
病気はIBDだけにあらず。

ドイツはHausarzt(ホームドクター)の制度がしっかりしています。総合的に診てくれる内科医の先生(Internist)がいて、場合によってはそこから専門医に送ってもらうシステム。IBDがおとなしくしてくれていれば、薬の処方だけですみます。そうすると、またホームドクターに戻ってもらうこともあり得ます。わざわざ専門医に行かなくてもいいでしょ、というわけ。

お医者さんには、あらかじめ予約を入れておきます。ホームドクターに初めてかかるときに、「紹介状は?」と聞かれます。日本から書いてもらったものを持参しましょう。専門医に送られるときは、ホームドクターが紹介状を書いてくれます。専門医は自分で見つけてもよいです。地元の患者会に質問すれば、おすすめのお医者さんを教えてくれます。

引越しが落ち着いたら、ホームドクターを探しましょう。体調が悪いときにすぐ行ける、近所がおすすめ。薬局に行って評判のよいお医者さんを教えてもらう手は、日本でもドイツでも有効です。

ホームドクターは、何日間の安静を要する、という書類を作ってくれます。体調が悪くても無理して大学に行く、という発想はドイツの先生には理解不能です。しかし出席は大切。大学を欠席する際に、その書類が有効になります。

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UC14年目。留学が終わり、日本で新生活を始めました。

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